今までにあった最大の修羅場 £38(生活全般)
146: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2013/01/28(月) 19:57:05.29 ID:FkYQN02k
もう10年前になる祖父のお葬式
よくも悪くも粋で遊び人だった祖父は、飲みに行った先の女将が母子家庭だと子供にクリスマスや誕生日にプレゼントをあげ、友人たちと飲みに行くなど生活を助けていた
そのせいか色々な人から「お父さん」と慕われ、その人の子供の中には本当のおじいちゃんと思い、実の孫たちと「おじいちゃんは僕のおじいちゃんだぞ!」とよくケンカしていた
そんな祖父だからお葬式には全国から参列者が来たが、その中にひっそりと着物姿で小さい女の子を連れた女性がいた
ずっと後ろで立ち、涙を流す姿に祖父の友人及び親戚が
「あの(祖父)さんだもの。まさか・・まさか!!」
とざわつき、祖母の周りに集まり
「気をしっかりお持ちよ。あたしたちが付いているからね」
「そうだよ。(祖母)さんがこの家の妻なんだからね!!」
と祖母の手を握り励まし始めた
何のことやら?と不思議そうな祖母の横で私の母が女性を見かけ声をかけた
「ちょっと(母)ちゃん!声かけちゃだめ!!」
と色めき立つ親戚と祖父友人たち
しかし実はその女性はご主人が祖父の援助を受けていた一人で、夫の代理で来ていただけだった
泣いていたのは、祖父がずっと何くれなく支えてくれていたことを夫から聞いて、実際に祖父にも会いずっと仲良くしていたからだった
理由が分かって一同安堵でへたりこんでいた
ちなみに祖父の訃報は全国紙にも出したけど、いまだに全国から「お元気ですか?」と手紙が来る
どうやら旅行好きだった祖父は行く先々の母子家庭飲み屋にも子供たちに季節のプレゼントをしていたようです
「あの時の赤ちゃんもこんなに大きくなりました。こちらまで旅行で来たらぜひ遊びに来て下さいね」
と笑顔の写真が送られてくるのを見ると切なくなる
147: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2013/01/28(月) 21:31:03.03 ID:/fTF3irm
変なじいちゃんと変な親戚…
148: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2013/01/28(月) 22:12:24.67 ID:vaQX13+O
切なくなることないじゃん
ほっこりするとこそれ
149: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2013/01/28(月) 22:20:14.03 ID:STtF6zAs
変わったいい爺さんの話で、たいして修羅場ではないなぁ
150: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2013/01/28(月) 22:24:39.35 ID:VSbmNBXY
小さい女の子がお祖父さんの子で認知されていたら?!
と思い至っちゃった親戚の脳内は修羅場だったと思うけどなw
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537 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2006/01/09(月) 03:46:45
母の友人から聞いた話です。
臨月に入った、ある奥さんが電車に乗った時の出来事。
上品な紳士に席を譲られ、お礼を言って座りました。その紳士が下車する一瞬、紳士の着るスーツの襟に付いた、見覚えのある社章に気付きました。
「主人と同じ会社だ」
帰宅したご主人に事の顛末を話しました。奥さんから聞いた背格好から推定し調べた結果、顔見知りの、別の課の課長さんである事が判りました。
課長さんは「ああ、君の奥さんだったのか。こんな事もあるんだねぇ」と言い、この偶然について驚いていたそうです。
3ヶ月後。
課長さんの自宅に、奥さんの名前で一通のハガキが届きました。赤ちゃんの写真が印刷され、その横にはこう書き添えられていました。
「その節は、ありがとうございました。この子は、あの時の子供です」
その日、課長さんの家は、大変な修羅場と化したそうです。