今までにあった最大の修羅場 £110
976: 名無しさん@HOME 投稿日:2014/10/17(金) 16:11:50.63
俺が子供だったころ、雷が多かった夜に一瞬だけ停電があった
多分10秒とかの短いものだったけど
隣家の一人暮らしのお婆ちゃんが心配になって
両親に予備の懐中電灯を貰って、兄と二人でお隣に届けに行った
チャイムを鳴らしても応答が無く、雷にまじってお婆ちゃんのうめき声が聞こえる
兄が家に両親を呼びに行って、両親が開いていたお風呂の窓から中へ入った
お婆ちゃんは停電に驚き、慌てて仏壇のろうそくを付けようと暗闇で動き、転んで足を痛めていた
家の前まで大型車は入れないので、救急車を呼んで、お婆ちゃんと家族全員で前の道路で待っていた
ドーンと身体が浮くような衝撃と身体がバラバラになるような痛みがあって
気が付くと道に倒れていた、母親が何か叫んで抱きしめられたけどしばらく耳が聞こえなかった
見るとお婆ちゃん家の玄関わきの杉の木が二つに割れて、燃えていた
玄関が壊れて居間まで丸見えになっていたが、家は燃えていなかった
父がうちの家に帰って、電話をかけたが不通になっていて
その後到着した救急車の人に消防を呼んでもらった、すぐに村の消防団も来て来てくれた
お婆ちゃんは、ショックで血圧が上がりそのまま入院した
俺たちが外に連れ出してなかったら、家の中で感電死してた可能性が高かったらしい
家に帰ると電気が付かなくなっていて、停電かと思ったが
余波でうちの家電が全部死んでた
実は俺は救急車を待つとき、雨はパラパラ程度だったけど
お婆ちゃんが風邪をひいたらいけないと思って、玄関の中で救急車を待とうとしつこく主張していた
自分の主張のせいで、お婆ちゃんも家族全員も死んでいた可能性があったのが修羅場
979: 名無しさん@HOME 投稿日:2014/10/17(金) 18:52:10.62
>>976
なんか危機一髪の連続だったね
超乙
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